レースマドリンク初開催、
マドリンク初開催、
追い抜けない一戦
初開催のマドリンクは追い抜きが難しく1ストップが主流に。勝敗を分けたのはVSCのタイミングだった。
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F1が初めて訪れたマドリンクは、追い抜きの難しいコースだった。第14戦の決勝はセーフティカーも赤旗も出ず、レース中に唯一順位を動かしたのはストロールの停止で導入されたバーチャル・セーフティカー(VSC)だけだった。
コース上で前に出られないぶん、各チームはタイヤを長く使う方向に振った。ルクレールはハードタイヤで約50周の第1スティントを走り、レースの大半を先頭で過ごしている。ピレリのモータースポーツ・ディレクター、ダリオ・マラフスキは、C2で45周を超えるスティントが複数見られ、性能の落ち込みはほとんど無かったと説明した。追い越しの機会が少ないぶん、ドライバーがタイヤ管理に集中できたという。
抜けなさはドライバーの言葉にも表れた。ラッセルは追い抜きが非常に難しかったと振り返り、ローソンはコラピントを攻略するのに多くのリスクが必要だったと語っている。ヒュルケンベルグは、全員が似たペースで走っていて前に出る余地がなかったと述べた。
母国レースだったサインツは、コースは素晴らしく初年度のイベントとしては良い出来だったとしたうえで、追い抜きの機会を作るための作業が必要だと指摘した。アルピーヌのブリアトーレは、マドリードでこの新しいイベントを実現したF1と主催者の仕事を称えている。
VSCで入れたか入れなかったかがそのまま結果になった第14戦は、アントネッリが初代勝者となった。次戦はバクー。ここから11週で9レースという日程に入る。
