ラッセル、
PU故障で続けてグリッド降格の恐れ
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ラッセルは第16戦バーレーンGPで、49周を終えたところで車を止めた。セーフティカーの後ろを走っていたときで、表彰台が見えていた。チームメイトのアントネッリは2位に入り、2人の差は84点に開いた。ウォルフ代表は原因をパワーユニット(エンジンと電気の力を組み合わせた動力源)の故障だとし、セーフティカーが原因ではないと説明している。
メルセデスのブラッドリー・ロード副代表によれば、ラッセルはセーフティカーの後ろで、パワーユニットの音がおかしくなり始めたと無線で伝えた。続いてセンサーの値が乱れ、車を止めるしかないと分かったという。何が引き金だったのか、すぐには答えが出ていない。
痛手は順位表だけにとどまらない可能性がある。The Race によると、ラッセルは手持ちのエンジンの走行距離が限界に近く、メルセデスが規則上の追加開発の機会を使ってアメリカGPに新しい仕様のパワーユニットを持ち込むまで、新品への切り替えを待っていた。今回のエンジンが直せなければ、シンガポールGPで新しいパワーユニットを入れてペナルティを受け、アメリカGPでも新仕様のために再びペナルティを受ける可能性がある。新仕様を見送れば、アントネッリに対して出力面の不利を抱えたまま終盤を戦うことになる。
ロードは、二重の打撃になるかもしれないと認めた。ラッセルは走行距離の少ないパワーユニットも多く持っておらず、これまでの計画を変える必要が出るかもしれないと話している。
ラッセルにとってこれが今季3度目のリタイアだ。本人は、選手権で巻き返すには良い走りだけでなく運も必要だと分かっていたが、運が味方しないどころか不運がついていると話し、可能性は極めて低いとした。ウォルフも、リタイアが残り7戦で大きな代償になりうるとして、このままではいけないと語っている。ラッセルは236点でドライバーズ2位、3位ハミルトンとは22点差だ。
